検査のご案内
MRI(磁気共鳴画像装置)
磁気を利用して、脳や脊髄の断層写真をとることができます。脳梗塞、脳出血、くも膜下出血、脳腫瘍 などの診断に威力を発揮します。縦に長い脊髄の描出は、CTよりMRIが大変有用でまた、造影剤を使用せず、 血管を写すことができるのも大きな特徴であり、血管の狭窄や閉塞、動脈瘤などの診断に極めて有用です。 検査時間は30分ほどで、痛みなどの苦痛はありません。
超音波診断装置
脳に通じる頚動脈などの頸部血管は脳にとって重要であり、しばしば動脈硬化病変が生じ、脳梗塞などの原因となります。本検査はその動脈硬化の状態や程度を負担なく調べることができます。所要時間は30~40分ほどです。
脳波検査
特に失神や痙攣など、てんかん発作が疑われる場合に不可欠な検査です。所要時間は、40分ほどです。
重心動揺検査
めまいやふらつきなどにつき、平衡機能障害の原因と程度を客観的に評価することができます。所要時間は数分です。
レントゲン装置
頭部打撲などの外傷や頚椎症、腰椎症などの脊髄疾患の診断に不可欠な検査です。
24時間ホルター心電図
血圧の管理は脳卒中の予防や再発防止に重要です。本検査は、就労中も含め24時間にわたって、通常の生活の中で 血圧がどのように変動するかを記録できるものであり、単回の記録のみでは分からないような血圧変動を知ることができ、 高血圧症の診断と治療に有用です。